髪のボリュームを出す方法|女性のぺたんこ髪をふんわり見せるコツ
髪のボリュームを出す方法を女性向けに整理。乾かし方や分け目の変え方、根元の立ち上げ、ボリュームアップアイテムまで、見え方の工夫を皐月が体験を交えて解説します。進行が気になるときの受診目安も。
朝、鏡の前で髪をかき上げたとき、トップがぺたんとして地肌がいつもより透けて見えた日のこと、わたしは今でも覚えています。出産のあと、ふんわりしていたはずの髪が急に頼りなくなって、自分の顔がなんだか老けて見える気がして、しばらく鏡を直視できませんでした。あなたにも、似たような朝はありませんか。
この記事では、髪のボリュームを出す方法を女性向けに整理します。結論からお伝えすると、ぺたんこに見える髪をふんわり見せる近道は、乾かし方と分け目、そして根元の立ち上げの3つを見直すことです。特別な技術はいりません。順番にやり方を見ていきましょう。
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なぜ女性の髪はボリュームが出にくくなるの?
加齢やホルモンバランスの変化、髪のダメージなど、複数の要因が重なって見た目のボリュームが感じにくくなることがあります。
わたし自身、産後にふんわり感が失われたとき、最初は「年のせいかな」とだけ思っていました。でも調べていくと、原因は一つではないのだと知りました。主に次のような背景が挙げられます。
- 1本1本の毛が細く感じられるようになる
- 頭皮の状態や乾かし方でぺたんと寝てしまう
- 髪のうねりやダメージでまとまりが出にくい
- 分け目がいつも同じで、根元がクセづいている
ここで大切なのは、これから紹介するのは「見え方の工夫」だということです。髪を生やしたり増やしたりする話ではありません。あくまで、今ある髪をふんわり見せるためのコツとして読んでくださいね。
髪のボリュームを出す方法、どれから始めればいい?
まずは乾かし方の見直しから始めるのがおすすめです。道具を買い足さなくても、今日から変えられるからです。
わたしが効果を実感した順番で並べると、こうなります。
- ドライヤーの当て方を変える(根元から立ち上げる)
- 分け目を少しずらす
- 根元を持ち上げるスタイリングを足す
- ボリュームアップ系のアイテムを取り入れる
上から順に試して、物足りなければ次へ進む。この流れなら、あなたの髪に合うところで止められます。一気に全部やろうとすると疲れてしまうので、1つずつでいいんです。
ドライヤーでボリュームを出すにはどう乾かす?
根元を起こすように、下から風を当てて乾かすのがコツです。乾く方向で髪の立ち上がりが決まるからです。
わたしが毎朝やっている手順を紹介します。
- タオルドライで水気をしっかり取る
- 髪を持ち上げ、根元に下からドライヤーの風を当てる
- 分け目と逆方向に髪を倒しながら根元を乾かす
- 全体が8割乾いたら、冷風で形を固定する
ポイントは、毛先より先に根元を乾かすこと。根元が立ち上がった状態で乾けば、トップのぺたんこ感がやわらぎます。熱の当てすぎは髪を傷める一因になるので、近づけすぎないよう気をつけてくださいね。
分け目を変えるとふんわりするのはなぜ?
いつもと逆側に分けると、クセづいた根元が起き上がってふんわり見えるからです。
同じ分け目を続けていると、その線に沿って髪が寝てしまい、地肌が目立ちやすくなります。わたしも長年同じ分け目だったのですが、反対側にずらしただけで「なんだか若返った」と友人に言われたことがありました。
分け目をふんわりさせる方法は次の通りです。
- ジグザグに分けて、分け目の線をぼかす
- いつもと逆側に分けて根元を起こす
- 分け目を作らず、手ぐしで自然に散らす
- 濡れているうちに分け目を変えて乾かす
最初は落ち着かない感じがするかもしれませんが、数日で慣れます。日によって分け目を変えると、特定の場所に負担が偏りにくくなるのもうれしいところです。
トップのボリュームを出すスタイリングのコツは?
根元を起こしてからスタイリング剤で支えると、トップのふんわり感が続きます。
スタイリングの順番を整理すると、こうなります。
- 乾かす段階で根元を立ち上げておく
- 根元にボリューム系のスタイリング剤を少量つける
- 手で持ち上げながら形を整える
- 仕上げに軽くスプレーでキープする
つけすぎると逆に重くなってぺたんとするので、少量から試すのがコツです。トップだけにポイントで使い、毛先には広げないようにすると、自然なふんわり感になります。わたしは外出前の最後のひと手間として取り入れています。
ぺたんこ髪をふんわり見せるアイテムの選び方は?
仕上がりの軽さと、根元を支える力で選ぶのがおすすめです。重すぎるものはぺたんこの原因になります。
ボリュームを出すアイテムにはいくつかタイプがあります。特徴を表にまとめました。
| アイテムのタイプ | 主な役割 | 向いている髪 | 使うタイミング |
|---|---|---|---|
| ボリュームアップスプレー | 根元を立ち上げる | 全体的にぺたんこ | 乾かす前後 |
| 軽いムース・フォーム | ふんわり感を出す | 柔らかい髪 | 乾かす前 |
| パウダー系 | 根元を起こしてキープ | トップだけ寝る | 仕上げ |
| ボリューム系シャンプー | 軽い洗い上がり | 油分でぺたんこ | 洗髪時 |
選ぶときは、まず1つだけ試してみてください。あれもこれもと足すと、かえって重くなりがちです。あなたの髪質に合う軽さのものが、いちばん長続きします。
ヘアスタイルでボリュームをカバーするには?
レイヤーを入れたり、トップに高さを出すカットにすると、ふんわり見せやすくなります。
毎日のスタイリングだけでなく、カットの段階で工夫できることもあります。担当の美容師さんに相談するとき、わたしは「トップがぺたんとしやすい」と正直に伝えるようにしています。具体的には次のような方法があります。
- トップに短めのレイヤーを入れて立ち上がりを作る
- 重く見える毛量を少し調整する
- 顔まわりに動きを出して視線を散らす
- パーマで根元にふんわり感を足す
ただし、カットやパーマはやり直しがききにくいので、信頼できる美容師さんとよく話してから決めてくださいね。
ボリュームケアだけで足りないと感じたら?
見え方の工夫を続けても気になる変化が続くときは、自己判断で抱え込まず、選択肢の一つとして受診を考えてもいいと思います。
ここははっきりお伝えしたいところです。これまで紹介したのは、すべて「見え方の工夫」です。髪のボリュームを出すスタイリングは、薄毛の進行そのものへの対応や治療ではありません。
抜け毛が以前より明らかに増えた、地肌の透け方が短期間で変わった、分け目が急に広くなった気がする。そんなふうに感じるなら、それは見え方の工夫だけでカバーできる範囲を超えているかもしれません。
女性の薄毛にはいくつかのタイプがあることが、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」でも整理されています。原因によって向き合い方が変わるので、気になる変化が続くなら、皮膚科などの専門家に相談するのも一つの道です。わたしも、自分一人で抱え込まずに誰かに聞いてみることで、ずいぶん気持ちが軽くなりました。
ボリュームを出すときにやりがちな失敗は?
つけすぎ・盛りすぎで、かえって重く見えてしまうことです。
良かれと思ってやったことが逆効果になる場面を、わたしも何度も経験しました。気をつけたいポイントを挙げておきます。
- スタイリング剤を毛先まで広げてしまう
- 一度に何種類も重ねづけする
- 根元を乾かす前に毛先から乾かす
- 強い力で頭皮をこすって洗う
特に、ふんわりさせたい一心でアイテムを盛りすぎると、重みで余計にぺたんこになります。少なめから始めて、足りなければ足す。この引き算の発想が、自然な仕上がりへの近道です。
毎朝あれこれやろうとすると、忙しい日に続きません。わたしは「根元から乾かす」と「分け目をずらす」の2つだけは欠かさない、と決めています。それ以外は余裕のある日に足す程度です。あなたも続けられそうな1つか2つだけ選んでみてください。鏡を見るのが少し楽しみになる日が増えたら、それで十分だと思います。
よくある質問
Q. ボリュームケアだけで大丈夫ですか、それとも受診したほうがいいですか?
見え方の工夫で気持ちが落ち着くならまずはそれで構いません。ただし抜け毛が急に増えた、地肌の透けや分け目の広がりが短期間で変わったと感じる場合は、見え方の工夫だけでカバーできる範囲を超えている可能性があります。皮膚科などへの相談を選択肢に入れてください。
Q. ドライヤーは毎日使ってもいいですか?
濡れたまま放置するより、根元を起こして乾かすほうがふんわり見えます。熱を当てすぎると髪を傷める一因になるので、近づけすぎず、最後に冷風で整えるのがおすすめです。
Q. 分け目を変えるとボリュームが出るのはなぜですか?
同じ分け目を続けると根元がその方向にクセづいて寝てしまうためです。逆側やジグザグに分けると根元が起き上がり、地肌が目立ちにくくなります。
Q. ボリュームアップアイテムで髪は増えますか?
いいえ、これらは見た目をふんわり見せるための工夫であって、髪が増えるものではありません。あくまでスタイリングや仕上がりの軽さを助けるものとして使ってください。
Q. ボリュームが出にくいのは年齢のせいだけですか?
加齢だけでなく、ホルモンバランスの変化や髪のダメージ、乾かし方など複数の要因が重なることがあります。気になる変化が続くときは専門家に相談すると、自分に合った向き合い方が見つかりやすくなります。
まとめ
髪のボリュームを出す方法は、乾かし方・分け目・根元の立ち上げの3つを見直すことから始まります。アイテムは軽さで選び、少なめから。どれも今ある髪をふんわり見せる「見え方の工夫」であって、薄毛の進行への対応や治療ではありません。気になる変化が続くなら、受診も選択肢に入れてくださいね。
🌸 皐月からあなたへ
鏡の前でため息をついていたあの頃のわたしに、今なら「焦らなくていいよ」と声をかけたいです。今日できる小さな工夫を1つだけ。それだけで、明日の朝が少し違って見えるはずです。一人で抱え込まず、必要なときは専門家の手も借りながら、あなたのペースで向き合っていきましょう。